jidounten-lab.com/u_tier4-matome-autoware
1 Users
0 Comments
2 Highlights
0 Notes
Top Highlights
ティアフォーは、同社の社長兼CEO(最高経営責任者)兼CTO(最高技術責任者)で東京大学特任准教授(2023年4月~)を務める加藤真平氏らを中心に2015年12月に設立された。 加藤氏は慶應義塾大学で博士課程を修了後渡米し、カーネギーメロン大学とカリフォルニア大学で研究を積み重ねた。帰国後は名古屋大学准教授に着任し、コンピューターサイエンス技術を武器に自動運転関連の研究を進め、オープンソースの自動運転ソフトウェア「Autoware」の開発を主導した。 このAutowareの自動運転システムのさらなる開発や普及を図るため、名古屋大学オープンイノベーション拠点を本拠地にティアフォーを立ち上げたのだ。 自動運転タクシーや自動搬送ソリューションの開発などをはじめ、Autowareの業界標準を目指す国際業界団体の設立や関連企業の立ち上げ、他の業界団体への参画や連携など、国内外にまたがる事業展開で年を追うごとに存在感を強めている。
Autowareは、ティアフォー設立前の2015年8月、名古屋大学や長崎大学、産業技術総合研究所らで取り組んだ「市街地の公道での自動運転」向けに開発された。その後、世界初となるオープンソースの自動運転ソフトウェアとして公開され、大学の研究開発から企業の製品開発まで幅広く利用されるようになった。 交通量の多い市街地においても自車位置や周囲の環境を認識でき、交通ルールに従った操舵制御の機能も搭載されている。車両や歩行者、車線、信号などの認識をはじめ、3次元(3D)位置推定や3D地図生成、経路生成、操舵制御、センサーフュージョン、キャリブレーション、ダイナミックマップ、シミュレーション、データロガーなどさまざまな機能を備える。 世界各地でAutowareを活用した自動運転開発が進められており、国内では2020年8月までに18都道府県の約50市区町村でAutoware搭載車両による公開型実証が約70回実施されている。 海外では、2023年10月時点で、米国や中国、台湾、エストニア、イスラエル、タイなど20カ国以上、500超の事業者がAutowareを活用した取り組みを進めているという。 トヨタが開発を進めるモビリティサービス専用の自動運転EV(電気自動車)「e-Palette(イー・パレット)」にAutowareが搭載されたこともあるようだ。
Glasp is a social web highlighter that people can highlight and organize quotes and thoughts from the web, and access other like-minded people’s learning.