natalie.mu/music/column/406976
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細野 当時みんなが聴いていたのはThe BandやLittle Feat、あとはSly & The Family Stoneやビリー・プレストンといったブラックミュージック。そこから得た知識や感覚で僕の音楽に臨んでくれたんだと思う。彼らは特にエキゾチックサウンドを目指していたわけではないし、僕のほうも「こうじゃなければいけない」みたいなこだわりがなかった。そもそも曲がへんてこりんだったし、曲自体が持つエキゾチック性みたいなものがあったから、演奏がロックでも大丈夫だったんじゃないかな。
ハマ ロックやソウルにハマっていた皆さんのフィーリングがマッチして、ああいう独特なサウンドが生まれてきたわけですね。だから僕らが想像していた以上に、バンドとして1枚のアルバムを作るというニュアンスが強かったんでしょうね。 細野 強かったね、確かに。だから歌い手によってサウンドって変わるんだよ。要するに「泰安洋行」は僕のソロアルバムで自分が歌わないといけないからああなっちゃった。で、小坂忠が歌ったら「ほうろう」(1975年発表)みたいなアルバムができるしね。歌う人によって演奏のノリを変えざるを得ないから。
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