楽典４－完全五度はなぜ完全なのか？（その１） | ６０才からのコンサートデビュー
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「ヨナ抜き」、「ニロ抜き」、「ブルーノート」、すべてに共通しているのはCとGだけです。Cは主音なので当然として、これとGとの音程が完全五度にほかなりません。とても重要な音
実際の調律では、Cを基準音にして上に8回、オクターブ上から下に3回完全五度を計算するなどの方法がとられますが、この場合だと残ったD#(E♭)とG#(A♭)の間が悪い響きになります。どの音を基準にして上何回、下何回とるかでさまざまなピタゴラス音階が生成されるわけです。
数学的な完全五度を譲って（「ほぼ完全五度」でがまんするとして）、響きがより美しくさまざまな楽器や調に適用できる普遍的な音階を求め
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