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昔は大人のほうが知識を持っていましたが、今は若い子のほうがデジタルを直感的に理解しているし操る力も持っています。だから、今まで学校の中でやってきたことが、勝手に外で起こってしまうようになる。そもそも教育は「教えること」、学びは「自分で学ぶこと」です。その意味では、教育と学びの技術は違います。教育には学校が必要かもしれませんが、学びはオンラインなど学校以外のコミュニティーでも深めることができるのです。私の場合は1980年代でしたが、ネットを通じて人と出会って学んだほうが大きなメリットがあると考えて、大学を中退しました。
例えば、ノーベル賞受賞者の多くは幼い頃から自分の好きなこと、興味あることを追求してきた人が多い。日本のノーベル賞受賞者は29人ですが、MITは1つの大学だけで98人います。これは、日本の学校が、自分の興味があることよりも教科書にあることをみんなで学ぶべきであり、やりすぎや極端なことはよくないという発想が生み出した結果といえるのではないでしょうか。子どもの興味を抑制する、あるいは伸ばすという考え方一つで、圧倒的な違いが生まれるのです。
日米を比較して、米国がいいとは決して言えない。米国から見ると日本は安定していてフェアな教育がある。でも日本には多様性がなくて、米国には面白い研究が多くありますよね。
では、インターネット時代における学校の外の機会とは何か。子どもたちが今、学校以外でいるところといえば、YouTubeやMinecraftですよね。そこでの学びを活性化して学校の学びにつなげていくことが重要で、最終的にはその学びをリアルな機会につなげていくというのが接続型教育です。今、米国ではかなり研究が進んでおり、来年春には僕も日本に持ち込みたいと考えています。
また、異業種の人たちが集まるプロジェクトなどに学部生を参加させることも必要です。とくにものづくりはコラボしやすいのですが、そこにはきちんとしたパーパスが欠かせません。台湾の政治家・プログラマーであるオードリー・タン氏も言っているように、社会に貢献したいというパーパスの下、いろいろな人が集まってプロジェクトに参加することによって、学びが起こるのです。今は個性豊かな人材を集めてチームで闘う時代。プロジェクト型教育によって、そうした人材を育成していきたいと思っています。
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